人生の余り道  (吹矢を楽しむ)

第10回南西地区大会


コロナ禍で中止になっていた「南西地区スポーツウエルネス吹矢大会」が、3年ぶりに10月14日(金)に石岡市の城南地区公民館で開催された。多数が一堂に会することに躊躇する意見もあったが、こうした状況だからこそ、吹矢を愛好する気持ちを奮い起こしたいと考えての開催だった。


茨城県を5地区に分けたその一つが南西地区であり、地区には11個支部があって約300人の会員がいる。大会実行委員は毎年持ち回りで、正支部3、来年担当の副支部3の計6支部が担当する。今年は、私が実行委員長の役に就くことになった。


これまでの大会の反省事項

○ 同じ人ばかりが賞品を貰って面白くない

○ 閉会式には半数が帰ってしまう


対策として、男女別10m、男女混合6・8mの3クラスについて、表彰枠を優勝〜3位、BBとその上位2名、真中賞、五飛賞に拡大し、更に閉会式の表彰時に本人が不在したら賞品を渡さないこととした。


公民館からコロナ対策として、 @体育館に同時に入れるのは35人まで A公民館内では昼食をとらないとの要望があった。開会・閉会式は分散して全員が入ることの了解を得て、その他は遵守した。


例年は約200人が参加していたが、今年は最終的に66名の参加希望者があった。コロナ対策のため的間隔をこれまでより広げて2メートルとし、ひと組11名編成で6組作り、6ラウンド制で実施した。


審判は選手が兼務したので、「立ち順表」を組む上で次の配慮をした。

○ 審判が同じ支部の選手を審判しないこと

○ 審判が選手として参加する際に、時間に余裕を持てること


集計にはパソコンを使用している。パソコンを操作できる人を募集したが、試合に集中できないこともありボランティアが表れない。そこで、選手として参加することは諦め、前任者からソフトを借りて自分でやることにした。


常々感じていたことだが、試合が終わって成績発表までの集計に20分ほどの時間がかかっていた。基本動作の展示などのアトラクションで時間稼ぎをしたが、この間に帰ってしまう人がある。


借りたソフトは4ラウンド用だったが、エクセルの参考書を読みながら6ラウンド用に改修し、試合が終了したら間髪を入れず結果発表できるよう工夫した。その結果、昼食時には3ラウンドの中間発表を実施、最終結果もほとんど待たせることなく発表できた。


弓道では試合開始前に「矢渡し」の儀式がある。選手として参加できなかったのは残念だったが、マスクの取り扱いの説明を兼ねて1ラウンドだけ展示する機会を設けた。皆さんの注目を受けての試技だったのでかなり緊張した。良い経験だった。


選手の皆さんも、久し振りの競技会に臨んだためか、普段ほどの結果が出なかったという方が多かったが、それだけに敢えて実施した本大会の意義があったと思う。


来年は次の順番の人が実行委員になる。今回の経験、作成したいろいろな書類が活用できるよう、資料を整理してUSBに記録して申し送らなければならない。


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