2022年6月21日(火)大阪府立体育会館で、第4回「スポーツウエルネス吹矢オープン大会」が開催された。コロナ禍のため2019年11月以来の約2年7カ月ぶりとなる全国レベルの大会で、初めて関西圏で行われ約300人の参加者があった。
コロナ対策のため全員が一堂に会するのを避けて、競技者は組ごとに受付時間を分け、その組ごとに6ラウンドを連続で吹き、組の競技が終了次第退出した。近畿圏外の参加者は午後の組になっており、私は12時受付だったので新幹線で日帰り参加した。
競技は決勝戦がなく、6ラウンドの合計点のみで争われ、基本動作が点数として加算されることはなかった。また参加者が逐次に退出してしまうので競技結果は翌日に協会のホームページで公開された。
今回の大会で特別の配慮を求められたのが「コロナ感染防止対策」で、事前2週間の体温チェックを提出した。立ち位置に進んでクリーナーを袋に入れたり、頻繁にマスクを脱着している間になぜか強い緊張感に襲われた。
常であれば「いつもどうり」、「いつもどうり」を心で暗唱するはずなのに、全てが飛んで無自覚の動作になってしまった。それでも3ラウンド目までは何とか持ちこたえた。
しかし4ラウンド目の時、真正面から動画撮影されている様子が目に入ると意識がそちらに向いて「心」が飛んでしまった。3本外して29点、5ラウンドはもう外せないと更に緊張してまた29点、最後は諦めがついたのか急に肩の力が抜けて「いつもどうり」に吹くことができて満点。
今日の目標は200点、しかし遠く及ばず194点になってしまった。自分では6ラウンドの時のように冷静に吹くはずだったのに。終わってみればなぜあんなに我を忘れてしまったのかよくわからない。
翌日の結果発表を見たら4位になっていた。もっとずっと下かと思っていたが、久しぶりの競技会で皆さんも試合感覚が薄れて緊張したのだろう。自分だけではなかったと思うと、少し慰めになったかな?