監督:ピーター・バーク
出演:テイラー・キッチュ(アレックス大尉) 浅野忠信(ナガタ大佐)
海軍軍事演習が行われていたハワイに、宇宙から謎の物体が飛来した。偵察に行ったアレックス大尉が触れると巨大な母艦が出現し、戦いが始まった。
宇宙物体はハワイ周辺に巨大なバリアーを築き、未知の本国との通信基地を築こうとする。これに対して日米の海軍・海上自衛隊が共同して、奇抜な作戦で阻止する。
日米海軍艦艇と宇宙母艦との砲撃戦、アレックス大尉などの地球人とエイリアンとの戦いの中で、ナガタ大佐の発案で母艦側の弱点をついた奇抜な戦術で戦いを挑んだり、旧戦艦ミズーリーを登場させてエイリアンを撃滅する。
面白いのは、エイリアンは、プレディターなどこれまでの他の映画で登場したものと同じ形で、ほぼ人間と姿が似ており、外覆いを外すと顔つきまでほぼ同じものが出現している。この点はワンパターンだと感じた。
ユニバーサル映画100周年祈念作品にふさわしい海上戦争アクションが展開される。音響効果とあいまって、なかなかの迫力だ。
ただし、テイラー・キッチュが扮するのはアレックス「大尉」で、階級章も軍用帽子のつばの飾りも大尉を示しているのに、字幕スーパーでは「少佐」と書かれていたのが気になった。